労務管理

七夕の日に再確認!処遇改善加算の実績報告、提出期限と注意点は大丈夫ですか?

今日は七夕。

短冊に願いを込める方も多いと思いますが、
介護現場で頑張る皆さまにとっての願いは
「働きやすい職場を守ること」ではないでしょうか。

そのためにも、処遇改善加算の実績報告をきちんと行うことが大切です。
今回は、提出期限やよくあるミスについてまとめました。

処遇改善加算の実績報告、提出期限は?

処遇改善加算は、加算を受けた年度の終了後に
実績報告書を提出する必要があります。

提出期限の目安は
翌7月10日頃まで
(都道府県や指定都市によって若干異なる場合があります)。

今年度(令和6年度分)の提出期限も迫っていますので、
まだ準備中の事業所様は早めの確認をおすすめします。

よくある記載ミスに注意!

実績報告のサポートをしていると、以下のようなミスがよくあります。

加算額の分配割合の誤り
→ 実際に支給した額と報告書の金額が合わないケース

職員の人数・職種区分の記載間違い
→ 常勤・非常勤や介護職・その他職員の区分を取り違える

就業規則・賃金規程の変更履歴の添付漏れ
→ 加算に合わせて規程を変えた場合、必ず添付が必要

計画書と実績報告の不整合
→ 計画した分配内容と実際の支給が食い違うときは説明が必要

提出期限を超過してしまう
→ 最悪の場合、加算返還のリスクがあります

ミス防止のために

  • 計画書の控えと照合しながら実績をまとめる
  • 給与明細や賃金台帳の数字を再チェック
  • 少しでも不安があれば、早めに社労士など専門家へ相談

当事務所のサポート

当事務所では、
✅ 実績報告の作成支援
✅ 賃金規程や就業規則の整備
✅ 加算に合わせた給与計算の適正化
✅ 分配ルールの設計
など、トータルでサポートしています。

まとめ

「スタッフの笑顔を守る職場をつくりたい」
そんな七夕の願いを形にするためにも、
処遇改善加算の実績報告を正しく行いましょう。

提出期限はもう目前です。
ぜひお気軽にご相談ください。


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