公開日:2025年7月8日
カテゴリ:手続き・届出、法改正・通達情報
📢 日本年金機構からの重要なお知らせ
日本年金機構は2025年7月7日、全国の事業所に6月中旬~下旬に送付された資料のうち、「算定基礎届記載要領(記載例)」の一部に記載誤りがあったことを公表しました。
詳細はこちら(年金機構の公式ページ)👇
👉 算定基礎届記載要領(記載例)の記載誤りについて
📌 算定基礎届とは?
算定基礎届は、7月1日現在の被保険者について、4月・5月・6月に支払った報酬の平均額をもとに、同年9月から翌年8月までの標準報酬月額を決定する重要な届出です。
この届出によって、社会保険料や将来の年金額が決まるため、正確な記載・提出が求められます。
⚠️ 提出の概要と留意点
- 提出期限:2025年7月10日(木)まで
- 提出方法:
- 電子申請(e-Gov・GビズID)
- CD・DVD等の電子媒体
- 紙媒体(書面)
- 提出対象者:
- 令和7年6月1日以前に資格取得した被保険者
※6月30日以前に退職した方などは対象外です。
- 令和7年6月1日以前に資格取得した被保険者
🛠 記載誤りがあった場合の訂正方法
もし、誤った記載例に基づいて届出を行っていた場合は、以下の手順で**「訂正届」**を提出します。
- 新しい算定基礎届用紙を用意し、表題付近に**赤文字で「訂正届」**と記入
- 訂正が必要な被保険者欄には、
- 上段に黒文字で正しい金額
- 下段に赤文字で誤った金額を記載 - その他の欄は、以前と同じ内容を黒文字で記入
- 完成した訂正届を、事務センターまたは所轄の年金事務所へ提出します。
💬 社労士からのひとこと
算定基礎届は、事業主にとって法定の義務であり、適正な提出が求められます。今回のように、公式資料に誤りがある場合でも、責任をもって修正対応する必要があります。
「記載例のどこが間違っていたのか分からない…」
「うちの届出、大丈夫だろうか…」
そんな不安があれば、お気軽に当事務所へご相談ください。
経験豊富な社労士が、迅速・丁寧にサポートいたします。
ひらおか社会保険労務士事務所では、煩雑な社会保険手続きのサポートを通じて、企業の皆さまが安心して本業に集中できる環境づくりを支援しています。