職場でのメンタルヘルス対策というと、「不調が出てから対応する」というイメージを持たれがちですが、実際には「不調を予防する」視点が欠かせません。
近年では、健康経営優良法人認定の申請項目にも「相談窓口の設置」「外部機関の活用」「セルフチェックツールの導入」などが求められています。
その中でも注目されているのが、セルフケアカード研修です。
社会保険労務士事務所テラスが提案するこの研修は、カードを用いて自己理解やストレス対処法を学び合う参加型のメンタルヘルス研修です。
セルフケアカード研修が有効な理由
- 視覚的で直感的
言葉にしづらい感情や状態も、カードを介して表現しやすくなります。 - 対話を促進
カードをきっかけに、安心して話し合える場が生まれます。 - 自己理解が深まる
自分のストレス傾向や対処パターンを客観的に把握できます。 - 行動変容につながる
具体的なセルフケア行動を選び、日常に取り入れやすくなります。 - 幅広く応用可能
職場研修だけでなく、学校・介護現場・地域活動などでも活用できます。
職場での活用シーンと効果
- 研修の場で
メンタルヘルス研修やストレス対処法の共有に活用。
早期気づきの促進、相互理解・共感の醸成、心理的安全性の向上に寄与します。 - 管理職研修で
部下支援スキルや傾聴力の強化に役立ちます。 - 復職支援で
不調からの回復や自己調整力の向上をサポートし、安心感を与えます。
【事例紹介】
ある医療機関では、ストレスチェックの結果「高ストレス者」が一定数確認されました。
そこでセルフケアカード研修を導入したところ、
- 「普段は話せなかった気持ちを共有できた」
- 「カードをきっかけに上司との対話が増えた」
- 「自分に合ったリフレッシュ法を見つけられた」
といった声が多く寄せられました。
結果として、メンタル不調による欠勤が減少し、職場全体の雰囲気も改善したと報告されています。
健康経営認証にも直結
セルフケアカード研修は「不調者への対応」にとどまらず、予防的アプローチとしても有効です。
ストレスチェック後のフォローや高ストレス者支援、就業と治療の両立支援など、健康経営の取組にも直結します。
単なる研修ではなく、「職場の健康文化」を育てる土台となるのが、セルフケアカード研修の大きな魅力です。
✅ メンタルヘルス対策や健康経営に関心をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。