こんにちは。ひらおか社会保険労務士事務所です。
2025年10月1日、厚生労働省および全国社会保険労務士会連合会試験センターから「第57回(令和7年度)社会保険労務士試験」の合格発表が行われました。
1. 令和7年度試験の結果概要
- 受験者数:43,421人
- 合格率:5.5%(合格者数:約2,388人)
- 前回(令和6年度):受験者数43,174人、合格率6.9%
合格率は前回よりも低下しており、今年度は特に厳しい結果となりました。
👉 厚労省発表ページはこちら
第57回社会保険労務士試験の合格者発表
👉 正答・試験問題はこちら
社会保険労務士試験オフィシャルサイト
2. 社労士試験の特徴
社会保険労務士試験は、労働法・社会保険法・労働基準法・年金制度など、幅広い知識を求められる国家資格試験です。
特に合格率は毎年5~7%程度で推移しており、難関資格のひとつとして位置づけられています。
3. 実務における社労士資格の価値
社会保険労務士は、企業や医療機関・介護事業所にとって次のような場面で大きな役割を果たします。
- 労働基準法や労働安全衛生法を踏まえた就業規則の作成・改定
- 社会保険・労働保険の手続き代行
- 助成金申請や人材育成支援
- パワハラ防止・ストレスチェック支援などの労務コンプライアンス体制整備
今回の試験を経て新たに誕生する合格者も、今後の労務管理や企業支援の現場で活躍していくことが期待されます。
4. 実務に役立つ事例
事例A:就業規則の改定
飲食業を営むA社では、最新の労働法改正に対応するため就業規則を改定しました。社労士のサポートにより、労務トラブルの予防につながり、従業員との信頼関係が強化されました。
事例B:助成金活用
製造業のB社では、キャリアアップ助成金を活用して契約社員を正社員化。申請書類の整備を社労士に依頼することで、スムーズに支給決定を受けられました。
まとめ
- 令和7年度社労士試験の合格率は**5.5%**と厳しい結果
- 新たに誕生する社労士は、労務管理・社会保険制度運用の専門家として活躍が期待される
- 企業にとっても、法改正対応や助成金申請など、実務面での支援が受けられる大きなメリット
📌 労務管理や助成金活用についてお悩みの経営者・人事担当者様は、当事務所までお気軽にご相談ください。