~企業が注意すべき労務関係の改正ポイント~|ひらおか社会保険労務士事務所
令和8年4月から、
厚生労働省関係の制度変更がいくつか実施されています。
厚生労働省では毎年、年度の始まりに
「主な制度変更」
をまとめて公表しています。
今回の改正では、特に企業に関係する
- 女性活躍推進法
- 雇用保険料率
- 在職老齢年金
などの制度変更があります。
今回は、経営者の方に向けて
企業実務に関係するポイントをわかりやすく解説します。
令和8年4月の主な制度変更
今回の主な変更は次のとおりです。
① 女性活躍推進法の情報公表義務の強化
女性活躍推進法では、
一定規模以上の企業に対して
- 女性の採用割合
- 男女賃金差
- 管理職比率
などの情報を公表する義務があります。
今回の改正では
情報公表の内容が強化
されています。
企業がやるべき対応
対象企業は
- 自社のデータ集計
- 公表内容の確認
- 厚労省サイトへの掲載
などが必要になります。
② 雇用保険料率の改定
令和8年度は
雇用保険料率が変更
されています。
雇用保険料率は
- 企業負担
- 従業員負担
の両方に影響するため、
給与計算に直結する制度変更です。
実務ポイント
- 4月支給給与から変更
- 給与ソフト設定変更
- 給与明細の確認
が必要になります。
③ 在職老齢年金制度の見直し
在職老齢年金とは
働きながら年金を受け取る制度
です。
今回の見直しにより
- 支給停止基準
- 年金の支給額
などが調整されています。
企業側では
- 高齢社員の雇用
- 再雇用制度
などに影響する可能性があります。
【実務事例】企業でよくあるケース
事例① 雇用保険料率の変更
ある会社では
社員の給与 30万円
雇用保険料率が変更された場合
給与計算で
- 会社負担額
- 従業員負担額
が変わります。
そのため
給与ソフトの設定変更を忘れると
保険料計算ミスが起こる可能性があります。
事例② 女性活躍推進法の対応
従業員150名の企業では
女性活躍推進法の対象となり、
以下のデータを公表しました。
- 男女賃金差
- 女性管理職比率
- 女性採用割合
この対応により
- 採用力の向上
- 企業イメージの改善
につながりました。
経営者がチェックすべきポイント
令和8年4月の制度変更では
次の点を確認しておきましょう。
✔ 雇用保険料率の変更
✔ 女性活躍推進法の対象企業か
✔ 高齢社員の雇用制度
✔ 給与計算の設定
まとめ
令和8年4月の厚生労働省関係の制度変更では
特に企業に関係するものとして
- 女性活躍推進法の情報公表強化
- 雇用保険料率の変更
- 在職老齢年金制度の見直し
などが実施されています。
制度変更は毎年行われるため、
定期的に確認することが重要です。
労務管理でお困りの企業様へ
制度改正への対応は
- 就業規則
- 労務管理
- 社会保険
などに影響する場合があります。
当事務所では
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など企業の労務管理をサポートしております。