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6月から8月は、夏季賞与を支給する企業が多い時期です。
一方で、社会保険の算定基礎届や年度更新など、労務担当者にとって最も手続きが集中するタイミングでもあります。
今回は「賞与支払届」と社会保険料の取り扱いについて、2025年度版のポイントをまとめました。
■ 賞与支払届とは?
賞与(ボーナス)は毎月の給与とは異なる特別な賃金です。
そのため、支給した際には「賞与支払届」を提出し、賞与分の社会保険料を正しく計算・納付する必要があります。
この社会保険料は将来の年金額に直結する大事なものなので、提出漏れがないよう注意が必要です。
■ 提出対象者と提出期限
賞与支払届は、社会保険に加入している役員・従業員全員分が対象です。
たとえ育児休業中や資格喪失後の退職者でも、賞与支給があれば届け出が必要になります。
- 提出期限:賞与支払日から5日以内
- 提出先:事務センターまたは管轄の年金事務所
短い提出期限ですので、賞与決定後すぐに準備を進めるのがポイントです。
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■ 届出が不要なケースも
- 年4回以上支給する賞与(定期的な給与扱いとして標準報酬月額に含めるため)
- 慶弔見舞金や結婚祝い金など、労務の対価でない支給
こうした場合は、賞与支払届の提出は不要です。
■ 社会保険料の計算の注意点
賞与にかかる社会保険料は、通常の給与とは計算方法が異なります。
✅ 健康保険・介護保険料
40歳到達月から介護保険料が徴収開始、65歳到達月から徴収終了です。誕生日の前日に年齢到達とみなすため注意しましょう。
✅ 厚生年金保険料
70歳以上の方には厚生年金保険料はかかりません。
✅ 退職予定者
賞与支払月に退職する方でも、退職日が末日以外なら社会保険料の徴収は不要です。
✅ 産前産後・育児休業中
休業中に支給される賞与については、社会保険料が免除されます。
■ 社会保険料の上限
- 健康保険(介護保険含む):年間573万円まで
- 厚生年金:1回の賞与150万円まで(同月に2回支給された場合は合算)
■ まとめ
夏の賞与時期は、
✅ 賞与支払届の期限
✅ 社会保険料の計算ルール
✅ 社内での情報共有
を徹底し、スムーズな手続きを心がけましょう。
当事務所では、賞与支払届の作成や社会保険料のチェックについてもサポートしています。
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