労務管理

社員が辞める・部下が育たない・人間関係がうまくいかない…その原因は「お互いを知らないこと」かもしれません /ひらおか社会保険労務士事務所

「せっかく採用した社員が、なかなか定着しない」

「部下に何度説明しても、思うように動いてくれない」

「社員同士のコミュニケーションがうまくいっていない」

「管理職と若手社員の間に距離がある」

「1on1を始めたけれど、何を話せばよいかわからない」

「社員には、もっと自分から考えて動いてほしい」

このような「人」に関するお悩みはありませんか?

就業規則を整える。

評価制度を作る。

研修を実施する。

もちろん、どれも大切です。

しかし、それだけではなかなか解決しない問題があります。

それが、

「人と人との関係」です。

実は職場で起きるすれ違いの中には、

「お互いが、相手のことをよく知らない」

という、とてもシンプルな原因から生まれているものがあります。

そこで、当事務所が職場づくりの一つの方法として取り入れているのが、

「私のトリセツ」です。


「私のトリセツ」とは?

「私のトリセツ」とは、その名前のとおり、

自分自身の“取扱説明書”

です。

ただし、性格診断ではありません。

「あなたは○○タイプです」と人を分類するものでもありません。

自分自身が、

  • どんなことを大切にしているのか
  • どんなコミュニケーションが心地よいのか
  • どんなときに力を発揮できるのか
  • どんなことが苦手なのか
  • どんなときにストレスを感じるのか
  • 落ち込んだときに、どう接してもらえると助かるのか
  • 仕事で大切にしている価値観は何か
  • 将来どんな自分になりたいのか

などを、自分自身で考えて言葉にしていきます。

そして、その内容を一緒に働く仲間と共有します。

つまり、

「私は、こういう人です」
「こう接してもらえると力を発揮しやすいです」
「仕事では、こんなことを大切にしています」

ということを見える化する仕組みです。


毎日一緒に働いていても、意外と相手のことを知らない

同じ会社で毎日顔を合わせていても、

「その人が何を大切にして仕事をしているのか」

まで知っているでしょうか。

たとえば上司が、

「もっと積極的に意見を言ってほしい」

と思っていたとします。

一方、部下は、

「自分から意見を言うより、一度整理してから話したい」

「人前で急に聞かれるとうまく話せない」

と思っているかもしれません。

上司から見ると、

「消極的な社員」

に見える。

しかし本人からすると、

「きちんと考えてから話したいだけ」

かもしれません。

逆に、

「部下を成長させたい」

と思って厳しく指導している上司もいるでしょう。

ところが部下は、

「できていないところばかり指摘される」

と感じているかもしれません。

どちらが悪い、という話ではありません。

お互いの「働く前提」が違うのです。


「普通はこうする」が、すれ違いを生むことがあります

職場では、

「普通、これくらい分かるでしょう」

「普通は自分から報告するでしょう」

「普通はこれくらい言われても気にしないでしょう」

という「普通」がよく登場します。

ところが、この「普通」は人によって違います。

育ってきた環境も違う。

これまでの経験も違う。

仕事に対する価値観も違う。

コミュニケーションの取り方も違う。

だからこそ、

「自分にとっての当たり前」と「相手にとっての当たり前」は同じではありません。

この違いを知らないまま仕事をしていると、小さなすれ違いが積み重なります。

そして、

「なんで分かってくれないんだ」

「あの人とは合わない」

「あの上司には何を言っても無駄」

という状態になってしまうことがあります。


問題が起きてからではなく、「起きにくい職場」をつくる

人間関係の問題が大きくなってから、

「面談をしましょう」

「研修をしましょう」

「ハラスメント対策をしましょう」

と対応することも必要です。

しかし、本当に大切なのは、

問題が起きる前から、お互いを理解できる職場をつくること

ではないでしょうか。

「私のトリセツ」は、自分自身のことを整理し、一緒に働く人に知ってもらうためのきっかけをつくります。


「私のトリセツ」で期待できること

① 自分自身のことを知る

意外かもしれませんが、

「あなたが仕事で大切にしていることは何ですか?」

と聞かれて、すぐに答えられる人は多くありません。

普段何となく考えていることも、言葉にしようとすると難しいものです。

トリセツを作る過程で、

「自分は何を大切にしているのか」
「どんなときに力を発揮できるのか」
「何がストレスになるのか」

を整理します。

自分自身を知ることが、成長のスタートになります。


② 上司と部下がお互いを理解する

上司が良かれと思ってしていることが、部下には負担になっている。

逆に、部下が普通だと思っている行動が、上司には「やる気がない」と見えている。

職場では、このようなことが珍しくありません。

お互いのトリセツを知ることで、

「そういう考え方だったんだ」

という発見が生まれます。

相手を変えるのではなく、

相手を知ったうえで「関わり方」を変える。

それが大切です。


③ 社員同士のすれ違い・思い込みを減らす

「無口だから怒っていると思っていた」

「細かい人だと思っていたけれど、仕事の品質をすごく大切にしていた」

「話しかけづらい人だと思っていたけれど、実は自分から話しかけるのが苦手だった」

相手を知らないと、人はどうしても行動だけを見て判断してしまいます。

しかし、本人の考えを知ると見え方が変わります。

「あの人はこういう人だ」という思い込みから、「この人はこういうことを大切にしているんだ」という理解へ。

この小さな変化が、職場の人間関係を変えるきっかけになります。


実際のワークショップでも「相手の見え方」が変わっています

実際に行われた「私のトリセツ」ワークショップでは、参加者から、

「普段何気なく感じていることを言葉にすることで、自分の考えが整理された」

「自分を知ってもらうことの大切さを実感した」

といった趣旨の声がありました。

さらに、仲間の話を聞くことで、

これまで憶測で捉えていた相手の人柄がより明確になったり、意外な一面を発見したりする

という変化も見られています。

「その人との距離感が縮まる」と感じた参加者もいました。


1on1をやっている会社にもおすすめです

最近では、社員との1on1面談を導入する企業も増えています。

ところが実際には、

「何を話せばいいのかわからない」

「結局、業務報告だけで終わる」

「上司ばかり話してしまう」

ということも少なくありません。

そんなときにも「私のトリセツ」は活用できます。

たとえば、

「最近、この項目は変わった?」

「今、仕事で大切にしていることは?」

「どんなサポートがあると働きやすい?」

といった形で、トリセツを会話の入口として使うことができます。

1on1のために無理に話題を作らなくても、本人のトリセツが対話のきっかけになります。


新入社員のオンボーディングにも活用できます

新しく入った社員は、仕事内容だけでなく、

「この職場では、どんなふうに人と関わればいいのだろう」

という不安も抱えています。

そこで、新入社員と既存社員がお互いのトリセツを共有しておけば、

「この先輩はこういう伝え方を大切にしている」

「この新人さんは、最初に全体像を説明した方が理解しやすい」

といったことが分かります。

これは、早期離職や入社後のミスマッチを防ぐためのコミュニケーションづくりにも活用できます。


管理職研修にも活用できます

管理職になると、

「部下をどう育てればよいかわからない」

という悩みが出てきます。

しかし、人によって、

褒められると力を発揮する人。

任されると燃える人。

細かく確認してもらった方が安心できる人。

まず自分で考える時間が欲しい人。

さまざまです。

全員に同じマネジメントをしてもうまくいかないのは、ある意味当然です。

部下を知ることは、マネジメントの第一歩です。


ハラスメント予防にも「相互理解」という視点を

ハラスメント対策というと、

「これはパワハラです」

「これは言ってはいけません」

というルール教育が中心になりがちです。

もちろん、それも重要です。

一方で、

相手がどう受け取る人なのかを知る

という視点も大切です。

コミュニケーションスタイルや、本人が大切にしている価値観、苦手なことなどをお互いに理解することで、不用意なすれ違いを減らすことにつながります。

ただし、「私のトリセツ」を作ればハラスメント対策が完了するというものではありません。

就業規則、相談窓口、研修、発生時の適切な対応などとあわせて、予防的な職場づくりの一つとして活用することが大切です。


実際にやってみると「意外な発見」があります

ある企業で実施されたワークショップでは、参加者5名が自分自身について言葉にし、それぞれの内容を共有しました。

振り返りでは、

  • 言葉にすることで自分の考えが整理された
  • 自分自身について新しい発見があった
  • 相手から反応をもらえることが嬉しかった
  • 自分では伝えているつもりでも、相手には伝わっていなかったことに気づいた
  • 仲間の意外な一面を知ることができた
  • お互いの考え方や価値観を知る機会になった

といった反応が見られました。

さらに、

「同じような雰囲気でやれるなら、他の部署にも展開してみたい」

という声も出ています。

ワークショップを一度やって終わりではなく、日常のコミュニケーションや1on1につなげていくことがポイントです。


「私のトリセツ作成ワークショップ」を実施しています

当事務所では、企業向けに「私のトリセツ作成ワークショップ」をご提案しています。

単にカードを選んで終わる研修ではありません。

自分自身について考える。

言葉にする。

仲間に伝える。

仲間の話を聞く。

違いに気づく。

そして、

「明日から、どう関わるか」

まで考えていきます。


こんな会社におすすめです

次のようなお悩みがある会社には、特におすすめです。

  • 採用しても社員が定着しない
  • 新入社員が職場になじめない
  • 社員同士のコミュニケーションが少ない
  • 上司と部下の関係がうまくいっていない
  • 管理職が部下との接し方に悩んでいる
  • 1on1を導入したがうまく機能していない
  • 社員が自分から動いてくれない
  • 若手社員を育成したい
  • 部署間の連携が悪い
  • 心理的安全性のある職場をつくりたい
  • ハラスメントを予防したい
  • 離職率を下げたい

一つでも当てはまる場合、

「人を変える」前に、「お互いを知る」ことから始めてみませんか?


「人が変われば、職場が変わる。職場が変われば、会社が変わる。」

当事務所が目指しているのは、就業規則を作って終わり、社会保険の手続きをして終わり、という関わりではありません。

会社で働いているのは「人」です。

だからこそ、

社員一人ひとりが自分自身を理解する。

お互いの違いを理解する。

それぞれの持ち味を活かす。

安心して話せる関係をつくる。

その積み重ねが、人材の定着や育成、そして会社の成長につながると考えています。

「私のトリセツ」をきっかけに、人と組織の成長に継続して伴走する支援を行っていきます。


まずは「うちの会社でもできる?」というご相談からでも大丈夫です

「社員に受け入れてもらえるか心配」

「何人くらいからできる?」

「管理職だけでやってみたい」

「新人研修に取り入れたい」

「1on1と組み合わせたい」

「評価制度と一緒に活用できる?」

「まず一度、どんなものなのか話を聞いてみたい」

このような段階でも大丈夫です。

会社の人数や現在のお悩みをお聞きしたうえで、御社ではどのような形で活用できそうか、一緒に考えます。

社員が辞めてから対策するのではなく、

人間関係が悪くなってから対応するのでもなく、

「この会社で働き続けたい」と思える職場を、一緒につくっていきませんか?

「私のトリセツ」・人材定着・職場づくりのご相談はこちら

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茨木市を中心に、大阪府内・オンラインでのご相談にも対応しております。

※「私のトリセツ」は、デライトコンサルティング株式会社が開発した「私のトリセツカード」等を活用した取組です。